情報処理安全確保支援士について

budou-no3.hatenablog.com

昨日の記事で情報処理技術者試験の事を書きました。

 

情報処理技術者試験IPA情報処理推進機構が主催する経済産業省が管轄の国家試験です。

 

www.jitec.ipa.go.jp

詳細は上記を見ていただくとして、昨日の記事で私が高度試験の一つを合格したと書いたのは、実は情報処理安全確保支援士試験であり、厳密に言うと情報処理技術者試験の高度試験ではなく別の資格ということになります。

ただ、午前の試験など共通化されている項目もあり、試験のやり方や日時など情報処理技術者試験に準ずるものとして差し支えないのではないかとも思います。

 

あと、違いという意味では高度試験の各分野、例えばネットワーク、データベースといった専門的な括りではなく、情報処理安全確保支援士試験は情報セキュリティに関する高度な知識について、技術分野や担当職務に依らず横断的・総合的な知識を必要とするものかなと解釈しています。

 

実際資格を取ったもののこれでなにかできるかというとそうではなく、各年度の研修受講と3年毎の更新も必要で、日々の研鑽が欠かせないということですね。また、何らかの実務分野で突出した専門知識も持っていないと、セキュリティ実務をこなすのは難しいのかと思います。例えばシステム運用に従事されている技術者の方であれば最新の攻撃手法についてアンテナを広げそれを運用時の攻撃検出に役立てるとか、有事の際にインシデントハンドリングをする管理職の方であれば連絡体制や権限の整理をする、ですとか。

 

いずれにしても、どんな資格もそうですが取得して終わりではなく継続して学ぶことが大事であり、また資格を取る過程での学びの習慣化が重要なんだなと再認識しているところです。